三次元ヘリカルCTは寝台に横になるだけで、苦痛なく頭部や胸部、腹部の断層像が鮮明に撮影されます。特にヘリカルスキャンでは、従来の装置より短時間の1分～4分で広範囲の検査を行えます。脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、頭部外傷から胸部疾患及び腹部臓器（肝、胆、睥、腎、膀胱）などの疾患に至るまで全身の診断に効果を発揮します。

MRIは、体の中を写真のように映すことができる検査で、放射線を使わないため安全性が高い検査です。
◆3テスラMRIについて
「テスラ」というのは磁石の強さを表す数字で、3テスラは1.5テスラの約2倍の磁力があります。磁力が大きいほどより鮮明で高精細な画像が得られ、画像診断の精度が向上します。
特に整形外科領域では靭帯や軟骨の損傷、関節疾患に、脳神経外科領域では脳血管疾患の診断精度に優れています。
3テスラMRIは主に大学病院や総合病院で採用されています。当院のような規模の施設では1.5テスラMRIが多いのですが、迅速かつ正確な診断のために３テスラMRIを導入しております。

おもに胃と大腸を観察する検査です。胃の内視鏡を少しでも楽に受けて頂けるように直径5㎜の細径スコープも用意しています。詳しくはお尋ねください。

超小型カメラを内蔵したカプセルを口から飲む内視鏡検査です。
カプセルは腸管内部を通過しながら画像を撮影し、画像を記録装置に転送します。
撮影後、カプセル内視鏡は下剤を服用することにより自然排出されます。
医師は撮影された画像をもとに大腸の診断を行います。
カプセルを飲み込むだけで検査を行うことができるため、身体的・精神的負担が軽減できます。